賢さと頭の良さ

今朝いつもの掃除をしていて
何故か頭に浮かんできた事です。

中学校の英語の授業だったと思いますが
教師が「賢さ」について単語をふたつ教えてくれました。
“wise” と “clever” でした。
日本語では「頭がいい」「賢い」などほぼ同じニュアンスで語られるけれども
英語の “wise” は叡智や思慮深さの意味合いで
“clever” は頭がいい、ずる賢い、のニュアンスだ、
どちらも必要だけれども、あなたがたには出来れば “wise” を身に着けて欲しい。
そういう感じの事を言われた記憶があります。
その記憶が何故か箒で表を掃いている時に突然うかびました。

何かそれに関連する事をぼんやり考えていたからだろうと思います。

記憶が間違っているかもしれないと思い、検索してみたら、やはりそういうことで
更に「頭の良さ」を表現する単語がいくつもありました。
https://eikaiwa.weblio.jp/column/natural_english/wise_variation

私がその英語の時間に感じていたのは
「自分は “wise” の方でありたい」でした。

“clever” は、それなりに簡単に身につくもののような気がしますが
私自身は身についていませんので、実は難しいものなのかもしれないとも思います。

“wise” は、身につくのにとても時間がかかります。
一度の人生では結果を得られないかもしれません。
何度も失敗して、やり直しを繰り返して、少しずつ近づいて行ける。
一度得られたと感じていても、気づくと失われてしまう。
螺旋を描くように積み重なっていくもののように思います。
そうして自分の深いところにしっかりと根を張ったなら、
そこから叡智が生まれてくるのかもしれません。

創作も同じ事と思います。
目先手先を”うまくやる”事で乗り切っているものは、永い命を持つことは難しい。
いっけん前進していない、後退しているように見える状態でも
自分の内側を深く掘り下げてゆく事でしか到達できない場所があります。

美術館や博物館に収蔵されて今に伝えられている創作物は
そういうものなのだと思います。

それを受け取って自らの深堀りをするためにも
伝わってきている”巨匠”の作品を、お金を払って見る必要があるのです。

元の英単語の話から随分とはずれましたが
今朝の掃除から連想して出て来たお話でした。

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