型染版画「ツバメ・青」
ツバメと同じデザインの型を使っていますが、こちらはサイズが大きな作品です。
この中央に飛んでいる鳥は、ツバメという事にしておりますが、鳥そのもの、魂のようなものです。
この形を描いたのは、京都芸術センターで開催されたワークショップ(旗を作る、というものだったと思います)に参加した時です。題材が「風を感じるデザインを描く」という事でした。その場でいきなり描いたのだったか、事前に下描きをしていったのか、もう覚えておりませんが、下絵の紙に鳥を描いている時に自然に出てきた曲線でした。見ていた指導者の方(おそらく学生さん)が、曲線が凄い、と誉めてくださいました。
これが私の向かう方向だと感じます。
このスタイルの作品を、この先作ってゆきたいと思います。
It is a work produced by the technique of typography on big Japanese paper.
The birds flying in the center make it a swallow, but it is like a bird itself, a soul.
I would like to make this style work ahead.