コンサートのこと–タンブッコ・パーカッション・アンサンブル

音楽のこと

先日、ロームシアター京都へコンサートを聴きに行った時のお話です。

(長文になっちゃいました。音楽に興味のない方はスルー推奨です)

タンブッコ・パーカッション・アンサンブル

https://rohmtheatrekyoto.jp/program/8520/

この来日コンサートは、情報をFacebookで見たときに

「ああ行きたいな、行ってみようかな」と思ったのです。

その後、いろいろと取り紛れてチケットを取らないままになっていて

当日の朝、「あ、行かなきゃ!」とにわかに身支度をして、ロームシアター京都へ行きました。

到着した時に丁度、当日券を販売する窓口の案内プレートが出た所で、何人かの方が並んでいらっしゃいました。私が並ぶと、じきに列がどんどん長くなっていきました。

それより早く着いていたら、油断してスタバや岡崎界隈で行われているフェスを見に行ったりしていたかもしれません。ラッキーでした。

チケットを手に入れて(2000円!)入場の案内プレートにすぐに並びました。

私の前にお1人並んでいらっしゃって、二人しか並んでいなくて(笑)その方と、ずっとお話をしました。

その方は、ずっとクラシック音楽を聴いてきた方で、ご自身でもピアノを演奏されるとの事。

このコンサートの内容をあまり把握しないで、とにかく聴いてみよう、と思って大阪から来られたとの事でした。

音楽に対してとても前向きな方で、「こういう現代音楽も聴いてみたいと思ったのです」「X-Japanの方がラップを演奏されていて素晴らしかったのです」などなど、色々なものをともかく聴いてみて、好きになれるものを見つけようとされていました。

(この方には是非!と思い、もちろんOTTAVAを熱烈におすすめしたのは言うまでもありません)

音楽でも何でも、先入観を持たないで接してみるのが一番ですよね、と楽しくお話していて、開場待ちの時間があっという間でした。

会場に入ってみると、マリンバやビブラフォンなどの楽器と共に、机の上にたくさんの”音が鳴るもの”が置かれていました。

台所で使う道具や、ガラス瓶、水を入れた容器、などなどが数え切れないほど置いてあったのです。

音が鳴るものは全て打楽器。そういう演奏が聴けるのかとわくわくしながら楽器を見ていたら、係りの方に注意されてしまいました(笑)

演奏が始まると、マリンバやカホンなどから次々と鳴る打楽器の音に酔いしれました。

石だけで演奏された曲もあり、その石から出てくる音を聴いていると、自分が生きているこの場所、この大地への感謝と愛の想いがあふれてきて、胸がぶわっと熱くなったりしました。

打楽器になるのは、楽器として作られたものばかりではなく、石も自分の体も音を鳴らすことが出来る、打楽器なのです。

なんと、シンプルで多様性があって自由な世界なのでしょう!

沢山の”音が鳴るもの”は、近くの小学校でワークショップに参加した子供たちが演奏に参加するために置かれていたものでした。

タンブッコのメンバーの人たちと一緒に、めいめいが自分の前に置いてある色々なものを使って音を出すのです。

メンバーのリーダーの方?から「私達はこういう取り組みを大切にしているのです」という趣旨の説明がありました(英語だったので正確には聞き取れていませんが)

コンサートの最初にも「聴衆の皆さまもここでこうして聴くことで音楽を作っているのです」という感じの言葉がありました。

音楽をほんとうに愛しているのだと、とても深く伝わって来るコンサートでした。

そして、音楽と共に、人もこの世界も愛しているのだという事も強く伝わって来ました。

何かを深く愛して大切にしていると、それ以外のものも大切に愛せるようになるのでしょう。これこそが幸せというものかもしれません。

思いつきに従って出かけて良い体験でした♪

日本未発売のCDを購入して、サインを四人分頂いて、ほくほくと聴いております。

Tambuco percussion ensemble

型染ワークショップ