私はどちらかというといつも一人でいる人間です。
一人で何処へでもぽんぽんと出かけて行きます。
つい先だってはいきなり無理矢理お勤めを休ませてもらって
新幹線に飛び乗って東京へぽーんと行って
加藤訓子さん演奏のヴィヴィッドなコンサートを聴いて
http://www.kuniko-kato.net/ja/home-2/
ニキ・ド・サンファルの展覧会を観て
東京の街を回遊(徘徊かもしれない)して来ました。
一人でコンサートホールや美術館や街中にいるのはとても愉快な体験です。
ふと横にいる人と話が出来たり笑いあうことが出来たりして。
近隣の展覧会やら温泉施設やらお祭りなんぞも一人でぽんぽん出かけます。
(時間と予算が許せば、ですけどね)
誰かと一緒じゃないと行けない、ということはありません。
もちろん、誰かと一緒に行くと更に楽しい♪という事もあるにはありますが
それとこれは全然別のもの、という気がします。
「ぼっち」という言葉が(主にネットの世界で?)存在していて
一人でいることは気の毒なこと、誰にも相手にされない可哀想なこと
という価値観があるようなのですが
ちゃんと一人でいることも出来ないで、他者とつながることなんて出来っこない
と私は思います。
一人でいるときに自分自身ときっちり対話をする。
そして整える。深める。
その自分でもって他者と出会って自分を開いていくことで
ほんとうに他者とつながることが出来るんじゃないかと
互いに一人である確固たる自分として対話できるのではないかと
そういう感じがしているのです。
「ぼっち」という言葉におびえる必要なぞない。
(むしろ「ぼっち」と言わねばならない人こそ怯えているのです)
ちゃんと一人でいることで、ちゃんと人と関われる。
ぼっち上等やんけ、
てな事です。
(何だか最後に品がなくなりました。すみません)