数年前に制作した作品をブログでご紹介頂きました。
https://blog.goo.ne.jp/melf-01/e/ebcb8ac16d1597cd00ca65910301405f?fbclid=IwAR2gVRlXO6EbnpIHj2QmefJIDYKUW8YMQE1fJ3cC_1kl-zrBQRcmcsERfr0
段ボール制作をされている会社の方から、家の形をした箱(お菓子の箱です)を
自由に装飾してみてください、という依頼を頂いて、
小さい鳥の型をひとつだけ使って、全体に鳥を飛ばせて
箱の中にも鳥を飛ばせました。
この作品をお送りした時に、コンセプトとして書いた文章があったのですが
どこに保存したのか見つかりません。うろ覚えですが次のようなものでした。
「金と銀の鳥たちは 家の周りを飛び回り 屋根から家の中へと飛び込みます。
家の中で鳥たちはくるりと輪をかいて飛び 幸福そのものとなって家の中心にとまります」
数年前に、鳥が群れで飛んでいる情景を自分が作っていたという事を
すっかり忘れていました。
昔から、鳥は魂の運び手、という考え方に共感を抱いていて
現実に飛んでいる鳥を見るたびにそれを思い出すのです。
型を使って(あるいは使わないで)鳥が飛ぶ情景を描いて
そこに何かを込めるというものを作りたいとずっと思いつつ出来ないでいるのですが
やりなさい、と誰かに言われたように感じます。