型染ワークショップのお話・その2

ワークショップの様子

型染ワークショップのお話です。

型染ワークショップのお話・その1の続きです)

大阪の静京呉服京染店さまにて空堀ワークショップフェスに参加するという形での型染ワークショップを春と秋に数回開催させて頂きました。

回を重ねるにつれて、不慣れな私の説明のたどたどしさも板についてきて(笑)、店主の川島さんと参加される皆さまの暖かさに支えられて、毎回どうにか出来ている、というのが私の実感でした。

やっている事は毎回「摺り染」で、同じ技法であるにも関わらず、ほぼ毎回ご参加頂ける方もいらっしゃいました。

摺り染というシンプルで基本的な技法ですが、好きな型を使って、好きな場所に柄をつける、という自由度の高さが喜んで頂けていたのかもしれません。

そして、参加される皆様がとても素敵な方でした。これは店主の川島さんが普段から人を大切にするお仕事をされていて、その場所を会場として使わせて頂いていた、という点が大きかったと思います。

ワークショップで当日初めて会った方同士でも、自然と打ち解けて楽しく(時には爆笑しつつ)会話しながら摺り染をして、出来上がった作品をお互いに誉め合い、かつ自慢もしつつ(笑)、毎回とても和やかで楽しい時間を過ごせたのです。

参加された方が、当日お作りになった半襟をつけて後日お越しになって見せてくださる、という事も度々ありました。(展示していた帯をご購入頂いて、それを身につけてお越しくださった方もいらっしゃいました!)

空堀ワークショップフェスのプログラムとして開催していた、という事もあって、他のワークショップとハシゴをされる方が多く、摺り染をしてから他のワークショップへ行って、そこで作ったものを見せに戻って来てくださる、なんていう事もありました。

それまで会った事のない人が、ほんの一時間ほどの時を共有した事で、自然に気持ちがつながっていました。私はその不思議さに感動して、驚いていました。

ワークショップを、技法を伝えて、作品をつくって頂く、という観点だけから見ていた私は、それだけではないのだ、という事にだんだんと、遅まきながら気がついていきました。

型染ワークショップのお話・その3に続きます。

現在の型染ワークショップについてはこちらから

型染ワークショップ