海北友松展みてきました

京都国立博物館に海北友松展を見に行ってきました。

http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/20170411_yusho.html

初期の作品が展示されている最上階から次の階に移ったときに、作家の状況が変わる事でこんなに作品が変わるものなのかと、驚きました。

海北友松は、もとは武士でしたが、出家して、その後絵描きとなります。

初めは狩野派に習っていました。その頃の作品は、正直なところ、見ていても心が動きませんでした。

「ふーーん」みたいな感じです(失礼ですわねぇ・・・)

それが、狩野派を離れてからの作品の、魅力的なこと!

もともと友松の中にあったものが一気に溢れ出てきた。

そんな感じです。

狩野派というやり方の中には納まりきらなかった。そういう事なのでしょう。

「雲龍図」に「月下渓流図屏風」見られて良かったです。

このような今は亡き”巨匠”の展覧会を見る時に、”昔の偉い人”の絵を見る、という感覚を持つことが、私は出来ません。

いつの時代の人かも有名か無名かも、関係なく、絵は絵。

その絵を見ることで、それを描いた人に魅了されます。

”昔の人”でも”偉い人”でもなく、ただ「海北友松」さん。この人の作品と生き方に心が動かされるのです。