ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木晴信

波に亀

あべのハルカス美術館で開催中の展覧会

ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木晴信 を観てきました。

(画像は関係ありません。亀半襟の一部です)

名古屋で開催されていた時期にちょうどコンサートで名古屋へ出かける時に見るつもりだったのが、行ってみたら既に終わっていた(笑)という顛末でした。

今回は大阪で夜にライブを聴きに行く用事が出来て、せっかくだから展覧会も、と思って調べたらこちらをやっていて、とても良い機会でした。

(さらに昨日は高層ビルに登ると良い日との事だったのです。なんとラッキー!)

たくさんの作品を見ていて、曲線の美しさに惚れ惚れしました。

女性の着物の振袖がたらり、と下がっている重さを感じさせる曲線や、うつむいている人のうなじから背中の曲線。

どれも「美しいなぁ」と見入ってしまうものでした。

画題の「ほっこり感」も魅力です。

ほのかな恋愛のシーンや、家族の暮らしの様子など、見ながらほっこりしつつ、少し切ない気持ちを感じたり。

春信という人はどんな日々を送ったのだろう、と思いました。

絵描きだからと言って、普段の暮らしは人と同じなわけです。

その暮らしの積み重ねや人となりが絵の中にじんわりと入ってくる。

北斎の絵にも写楽の絵にも広重の絵にもない気配があって、この人好きだなぁ、とシンパシーを感じながら見ていました。(北斎も写楽も広重も好きですよ♡)

浮世絵を鑑賞する時は、画面が小さい事もあって(そして混んでいる事もあって)絵のすぐ近くでじぃっと見入ってしまいがちなのですが、少し遠くに引いたところから全体をぼんやりと見てみると、構図の美しさを感じます。

人物の配置や室内の床や柱の線など、シンプルな絵であるからこそ、美しさが際立って見えてくると思います。

空いている時間帯でしたら、是非、少し後ろに下がって見てみてください。

画面を正面から見ているだけではよく見えない「空摺り」も多用されていて美しいです。

ボストン美術館へ帰ってしまう前に春信さんに会いに。

6/24までです。

ちなみに夜のライブで聴いたキケ・シネシの音楽。

こちらも名品です。

Pequenos mensajes sonoros / 小さな音のことづて bar buenos aires 

この人の音楽に出会わせてくれたのはこの放送局です。

http://ottava.jp/