着物にまつわる幻想のお話

先日、ワークショップのご縁からお友達になった方と

キモノ女子トークを展開しておりましたときに

殿方がお持ちのキモノ幻想を守って差し上げたい

ということをわたくしが申しました。

それは

キモノを着てる女性はおしとやかで上品で

何でも言うこと聞いてくれて

お母さんみたいに甘えさせてくれる♪

みたいな事ではなく

(この手の幻想に関しましては、力の続く限り全力を持って壊して差し上げたいと存じます)

その昔、タモリどのがお昼の番組で仰っていた

キモノを着ていく過程は女を作っていく

という名言によるものです。

襦袢をはおり、腰紐を締め、キモノをはおり、帯を締め、と

ひとつひとつの動作で女性を作っていく、と

まぁ何という、美しくてまっとうで可愛らしい殿方の幻想!

とその時に感動したものです。

お洋服ではこうはいかない、ともタモリどのはおおせでした。

鼻歌なんか歌いながら腰掛けてストッキングはいてく姿は

美しくない、と。

はすっぱ、というイメージがついてくるためでもありましょうが

平面の布である着物を自分のからだに沿わせて身につけていく動作は

着ていく自分も美しい気持ちになりますが

それを見ている殿方にも

美しい気持ちになって頂けるということのようです。

キモノ女子の皆様。こころしてまいりましょう。